ホタテ貝柱、新筍、春独活の梅肉ドレッシング和え

熊本の筍が出始めました。
渋谷のフードショーの見切り品の棚で安売りされていたのを、買おうか買うまいかと見つめていたら、売り場のおばちゃんが「ぬか持ってきてあげようか?」と、わざわざ奥からぬかが入った小さなビニール袋を持ってきてくれました。
おばちゃんが丁寧にあく抜きの方法を説明してくれるので、買わないわけにはいかなくなり、小さな見切り品の筍を2つ購入。深夜のキッチンでことことあく抜きして、食べるのは翌日だなんて、なんとも手間のかかる食材ですが、自分であく抜きした新鮮な筍はひと味もふた味も違うのですね(見切り品であっても、さすがフードショー)。春の味、最高です!

ホタテ貝柱、新筍、春独活の梅肉和え
材料:ホタテ貝柱、筍、独活(うど)、クレソン、梅干し、みりん、砂糖、薄口醤油、出汁、サラダオイル
<つくりかた>
1:筍は前の晩にあく抜きしておきます。筍は先っちょの堅いところに包丁で切れ目を入れて、鍋に入れ、筍がころころ回転できる程度の水をひたひたに注ぎ、ぬかを入れ、火にかけます。沸騰して20~30分したら火を止めて、そのまま一晩放置しておきます。次の日、水洗いし、堅い皮をむいて取り除いたら、きれいな水につけておきます。
2:ホタテ貝柱はさっと湯通しして、氷水にとり、食べやすい大きさに切っておきます。
3:独活は薄くスライスして酢を少々加えた水にさらしてあく抜きしておきます。
4:梅肉ドレッシングを作ります。梅干しは種を取ってから、包丁でよくたたいておき、みりん、砂糖、薄口醤油、だし汁を合わせ、サラダオイルを最後に加えて、よく混ぜます。
5:1の筍を食べやすい大きさにスライスし、2のホタテ貝柱、3の独活をあわせ、4のドレッシングで和えます。彩りに、クレソンを少々加えたらできあがり。
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